電卓の早さと簿記の問題を解くスピードはそこまで関係しない?

スクリーンショット 2015-06-25 14.58.19

日商簿記検定というより、税理士や会計士などの国家資格でよくある話題なのですが、電卓を叩くスピードが問題を解くスピードに関係があるのか、といった話があります。

日商簿記でもたまにそういう話が出てきます。

今回は電卓スキルと簿記の問題を解くスピードはどの位関係があるのか、ということについて考えてみます。

私の考えですと、日商簿記検定に関しては電卓のスピードはあまり関係ないと思います。

電卓スキルとしては、最低限メモリとルート計算(1級)が使えれば十分です。

電卓を叩く速度は簿記の問題を解くスピードにはそこまで大きく影響はしないはずです。

主に電卓を叩く速度が物を言うのは大量の数字を一度に計算する時ですが、日商簿記だとなかなかそういうタイプの試験は出てこないです。

最後の貸借の合計の確認ぐらいでしょうか。

簿記の試験では貸借の合計は合わなくとも合格は十分にできますから、できなくてもあまり問題はないでしょう。

簿記検定以外で、例えば税理士試験の消費税辺りなんかだと多くの数字を大量に計算しますので、電卓を解く早さは多少重要になるのかなかもしれません。

簿記の問題を解くという観点よりは、経理の仕事につくといった観点でみると電卓のブラインドタッチは出来た方がいいかなと思います。

簿記の問題においては電卓のスキルよりも、問題の読解力、仕訳を頭の中で切る訓練をした方が遥かに問題を解くスピードは上がります。

簿記の問題だけではなく、実務的にも大切なのは電卓のスピードよりも正確性です。

簿記の問題で答えがわかっても、電卓を叩き間違えたら0点です。仕事でも電卓操作を間違えて処理してしまうとミスにもつながります。

電卓を叩くスピードよりも正確に電卓を扱えることの方が遥かに重要だと思います。

ですので、簿記の問題を解く際には電卓のスピードはあまり気にせず、それよりも丁寧に電卓のボタンを押す事をおすすめする次第です。

 





 
 

この記事を読んだ方はこちらの記事も読まれています


Warning: Use of undefined constant お名前 - assumed 'お名前' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/midoriao/dokugakudego.com/public_html/wp-content/themes/refinesnowluster2-1.2/comments.php on line 31

Warning: Use of undefined constant メールアドレス(公開されません) - assumed 'メールアドレス(公開されません)' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/midoriao/dokugakudego.com/public_html/wp-content/themes/refinesnowluster2-1.2/comments.php on line 33

Warning: Use of undefined constant ウェブサイト - assumed 'ウェブサイト' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/midoriao/dokugakudego.com/public_html/wp-content/themes/refinesnowluster2-1.2/comments.php on line 35