勉強時間がとれず、宅建の勉強が進んでいない方、またはこれから始めようとしている方。
試験まで1ヶ月程度ですが、まだまだ諦めるのは早過ぎます。
これから勉強を初めて合格できるか?
私もそうでしたが、勉強時間を多く取れる方は、1月しっかり勉強すれば、正攻法でいっても合格できるでしょう。
問題は勉強の時間が思うようにとれない方。
今回はそんな人のための裏道的な方法を紹介します。
宅建業法などはもろにそうですが、試験である以上「暗記」は必要です。
ちゃんとした実力をつけるべきならば、基本書を暗記する位に何度も読み、暗記項目は丸暗記する。
こうした正攻法を私はおすすめしていますが、時間はある程度かかります。
でもその分、実力は安定し、結果的に合格率は高くなります。
ある程度勉強時間がとれるならば、これからお伝えする方法ではなく、正攻法で行く事をおすすめします。
暗記に特化した勉強
宅建のテキストは500ページ以上ありますが、純粋な暗記項目はそんなにありません。
大半が暗記項目を理解するための解説なのです。
実際に「暗記」を要する部分はそんなにないのです。らくらく宅建塾で言えば、50ページ分くらい。
だったら、テキストは1、2回ざっくり読んで、その暗記項目だけを重点的に暗記して、あとは問題演習。
問題演習は宅建業法と権利関係に力を入れる。
こういった方法で、独学1ヶ月で合格した方を知っています。
1ヶ月の間、平日は1日1時間、休日は1日中取り組んでいたそうですが、トータルの勉強時間は100時間をいかないでしょう。
結果はボーダープラス2点ぐらいだったようです。
ギリギリですが、合格は合格です。
だから、1ヶ月前から始める人でも諦めるのは早いです。
こういった勉強方法に特化した本がある
確かに宅建の暗記項目は少ないのですが、実際に暗記項目をまとめるのはけっこうめんどくさいです。
正攻法でやれば、内容や重要性は把握できているので、楽に分類できるんですが、こういった方法だと、けっこう大変です。
しかし、こういった方の為に74ページに暗記事項をまとめた本があります。
宅建「虎の巻」という本です。値段は3600円。
特徴は74ページに宅建試験に必要な暗記事項がまとまっていることです。
本当にそれだけ。でも、それでいい。
これを覚えれば、インプット的には合格する事は可能です。
じゃあ、これだけ丸暗記すれば試験受かるの?
そんなはずはありません。
あくまでインプットが勝負できる水準に達するというだけです。
これで覚えた事項をを点に結びつける練習、問題演習(アウトプット)は必要です。
しかし、この74ページを丸暗記して、問題演習をやりまくって、基本テキストで不足分を少し補強すれば、 余裕で合格は無理かもしれませんが、合格する事はできるはずです。
勉強が進んでいる方は暗記の補強教材として使える
正攻法がとれる方でも、直前の暗記のお供の補強材としても使える教材だと思います。
本当にエッセンスだけを載せているので、頻出事項の確認や重要論点な最終チェックなどにも役立ちます。
まとめ
宅建は1年1回です。
これらの方法は勉強時間が取れない人がとるべき方法で、ある程度の方は正攻法で勉強することをおすすめいたします。