このブログでは簿記や宅建を独学で取得することをテーマにしておりますが、
「簿記1級は独学じゃ無理だし」
「宅建も独学じゃ、普通は無理でしょう」
と言った意見を耳にします。
簿記1級と宅建ではレベルが違いますが、私なりの見解を述べてみます。
司法試験ですら飯場独学で合格している人がいる
ある意味結論になってしまいますが、最難関とされる司法試験や会計士試験ですら、独学で合格されている方がおります。
(どちらも本ブログで少しだけ、紹介しています)
こう書くと、どんな資格でも独学で取れることになってしまいます。
しかし、こういった人々は少数派です。
一般的な感覚で述べてみましょう。
宅建は独学で取得できる
本ブログでいろいろ述べている通り、宅建は独学でも間違いなく取得できる資格です。
実際に独学で取得されている方も多くおりますし、本屋に足を運んでみればわかります。
大きな本屋ですと、宅建の参考書が資格本コーナーで広い面積を占有している事が多くないですか?
もし、宅建が独学じゃ太刀打ちできない資格だとしたら、こんなに参考書の種類があるはずがありません。
そして、これだけの種類の参考書があるということは、大体どの参考書を使っても、しっかり勉強すれば合格できる事を意味しています。
「らくらく合格司法試験」なんて本は置いてないですよね?
「3ヶ月で受かる税理士試験」なんて本もありませんよね?
本屋の資格本コーナーに行けば、大体その資格が独学で取れるかどうかはわかります。
参考書がたくさん出ている資格は独学でも合格ができる資格だということです。
簿記1級は独学で取得できるか?
一般的に言えば、専門学校に通っている人が多いです。
しかし、独学で取得した人も少数派ですがおります。
本屋に行けば、日商1級の独学用の参考書も置いてあります。
私自身、日商は付き合いで2級を受けただけで、1級はないのですが、
税理士の会計科目2科目を独学で合格しています。
この会計科目は簿記1級と同等のレベルはあるでしょう。
(どちらが難しいかは、範囲が違いますので、一概には言えません)
私の意見としては日商1級は独学でも取得が可能ですが、それは少数派であります。
独学である程度結果を出せている方は挑戦するのもアリですが、
そうでない方は専門学校に通う方が得策だと思われます。
まとめ
こういった問題は結局、人による、としか言えない面もあります。
資格に関しては、大学などと違って、英語や数学で勝負するわけではありません。
専門分野を新たに学ぶので、学歴が高い人との知識的な差がそこまで開いているわけけではないですが、勉強の環境や習慣においては差があるのかもしれません。
高学歴の人は自発的に勉強することに慣れている人が多いです。
要は独学で勉強が続けられるかどうか。
これが全てだと思います。