独学は基本的に自分で本を読んで理解します。
つまり、読書とやっていることはあまり変わりません。
なんとか本を早く読む方法はないものかと。私は常々思っておりました。
早く本を読むならば「速読法」なるものがあります。
本を読んで調べてみましたが、速読法を身につけるのはある程度の訓練が必要のようです。
急がば回れとはいいますし、長い目で見たら速読法を身につけた方が効率は良さそうです。
しかし、もっと簡単に早く本を読めないかと考えていた矢先、ある本からヒントをもらいました。
この記事の趣旨とは少しずれてしまいますので、その書籍につきましては別の機会に紹介いたします。
それで手軽に読書スピードを上げる方法とは「読書前に目の運動をする」ということです。
速読法の多くは目を重要視しております。
目を早く動かせるとそれだけ脳の情報処理能力も上がるという話もあります。
実際、私自身勉強前に目を早く動かす運動を行うようにしたところ、読書のスピードは確かに上がりました。
それまでの読書スピードを1とすると1.3ぐらいにはなったと思います。
問題を解くスピードも上がったと思います。
税理士試験の財務諸表論の勉強中によくこの練習を行っていたのですが、そのためかわかりませんが、試験は結構時間的に余裕がありました。
税理士試験は時間内に解ききれない問題も出題されますので、時間に余裕があるという状態にはあまりならないのですが、本番も含めて結構余裕がありました。
ついでに理解力も上がった様な気がします。
●私が勉強前に行っている目の運動
1・軽く目をストレッチする。
上下左右に目を動かして伸ばしたり、回したりします。
ストレッチなどでもそうですが伸ばしている部分を感じるとストレッチ効果が大きいです。
2・本を開いて、文字を読まずに端から端まで素早く動かす。
本は何でもいいです。初めのうちは10行位から始めるのがいいと思います。縦書き、横書き、両方で練習するのが、よろしいかと思います。
●注意点
要は目を早く動かす運動をすれば、別にこの通りではなくてもかまわないと思います。
注意点はあくまでも目が気持ち良くなるぐらいにとどめておく事です。
いきなり激しく目を動かしたり、オーバーワークで目を痛めたりしないようにすることが大切です。
この方法、お手軽で確かに効果もあるのですが、初めのうちは途中で読む速度が戻ってきてしまいます。
自分で読書の速度が落ちてきたな、と感じたら再度運動をするのがよろしいかと思います。
また、常日頃から目を早く動かす習慣をつけるのも有効です。
自分の実感としては、視力低下にも効果があると思います。