簿記の学習の最初のステップである、日商簿記3級。
日商簿記3級は独学では合格は難しい、という声もありますが、私の考えや勉強方法をまとめてみました。
日商簿記3級は独学で十分に合格はできる
ここ最近の日商簿記3級の合格率は4割切るぐらいです。
これを高いとみるか、低いとみるか。
単純に数字でみると、100人受けて、40人ぐらいしか合格できないわけで、簡単ではない、と思うかもしれません。
しかし、日商簿記3級の受験者の中にはろくに勉強していない人も相当数いるようです。
その数はわかりませんが、私の周りを見渡しても勉強していた人は大体合格しております。
(独学で合格した人もおります)
ちゃんと勉強すれば独学でも合格率はかなり高い試験なのは間違いありません。
日商簿記3級は簿記の中では一番初歩の試験です。
モチベーションも低く、試験自体を舐めている人もおります。
私の知人では電卓持っていかなかった人もいましたね(笑)
もちろん不合格です。
正直、日商簿記3級の試験に限っていえば、専門学校にいくより独学の方が早く合格できるかと思います。
日商簿記3級の勉強方法について
日商簿記3級の勉強方法についてですが、基本的に仕訳の切り方と、資産、費用などにどの勘定が該当するのかを覚えたら、問題を解きまくるのがよろしいかと思います。
アウトプット重視です。
というか、インプットの段階で問題集と併用して進めていくこともおすすめいたします。
問題を解きながら、テキストを読む感じで進めていくことをオススメいたします。
レベルは違いますが、税理士試験の簿記や公認会計士試験の簿記などで、計算はスポーツだという事が書いたある書籍を読んだ事があります。
私もそうだと思います。
また、公認会計士の知人がおりますが、簿記は身体で覚えちゃうのが早いと言っておりました。
これは私のつたない経験からでも納得できることです。
日商簿記3級の勉強方法のコツ・考えずに手を動かす
日商簿記3級の勉強内容を難しいと感じている人の多くは、考えようとしているからだと思います。
人間って、意識すればするほど能力が低下するという話もあります。
レベルの高い税理士試験の簿記論まで取り組んでみても、その点は一致していると思います。
繰り返しになりますが、答えを見ながらでも、テキストを見ながらでもいいからとにかく問題を何回も解く。
このテキストを見ながら、というのは意外と定着率が高いのでおすすめする勉強方法です。
テキストを見ながらという行為は一応、問題解決の為に調べているということですよね?
何かを調べる、という行為は情報に対して能動的になっていると言えるので、知識の定着には効率がいいと私は考えております。
日商簿記3級と言わず、(くどいですが)簿記の勉強は身体で覚える方が合格は早いと私は思います。