日商簿記検定３級の初心者向けのテキストです。
知人に日商簿記３級の勉強を教えるバイトをしていたことがあるのですが、その時に使ったテキストです。
日商簿記３級を受験される方は恐らく簿記の初心者さんが大半だと思います。
日商簿記３級の試験内容も仕訳や簡単な試算表などの作成がありますので、初心者さんを意識しているような気がします。
このテキストの特徴はなんといってもテキストの内容でわからない点があれば、電話で質問出来る、ということです。
質問は１回の電話で１回までですし、電話の時間は限定されておりますが、これは初心者、独学者に優しいシステムだと思います。
実際私は教える側だったので、使った事はありませんが・・・。
このテキスト中身で良かった点はまず、初めのフローチャートのような目次がわかりやすいこと。
日商簿記３級に合格するには、なにを勉強するのかが初心者さんにもわかりやすいチャートになっております。
初心者さんも独学の人もこのフローチャートを有効利用すべしです。
毎回、テキストを読む前に全体像と現在位置を確認してからテキストを読み始めるといい感じです。
日商簿記３級で学習する内容の解説も総じてわかりやすいのですが、日商簿記３級のテキストに関しては他のテキストもわかりやすいものが多くありますので、それらと比べると普通だと思います。
日商簿記３級のテキストは本当にどれもわかりやすい、と思いますので、初心者の方でもすんなり入っていけるかと思います。
だから、日商簿記３級のインプット用テキストとしては別にこのテキストでなくてもよろしいかと思います。
ただ、上記のようなサポートもありますし、日商簿記３級に限らず、いろいろなキャンペーンをとおるシリーズは行っております。
その点を考慮すると、このテキストというより、とおるシリーズ自体は初心者向けで独学にも適していると思います。
日商簿記３級以外でも、例えば日商簿記２級、１級でもおすすめできるテキストだと思います。
もっとも、市販されている日商簿記３級のテキストがどれも一定水準以上のわかりやすいテキストであるならば、自分の好みで決めるのもアリだと思います。
問題の相性があるように、テキストの相性ってやっぱりあると思います。
自分にとってわかりやすいテキストを使うのが一番だと思います。
本屋さんでぱらぱらめくってみて、自分にとってわかりやすいと感じたテキストを買うのもおすすめの方法ですね。
もし、好みも別になければサポートが有利な方を選択するのが、日商簿記３級の合格に有利だと思いますので、このテキストをおすすめいたします。
このテキストの使い方というより、日商簿記３級の勉強そのものですが、実際には問題集を解きながら進めるのが効率がよろしいかと思います。
考えるより手を動かす感じです。
日商簿記３級は簿記の本当に基礎の部分を勉強しますが、試験では試算表作成なども出来なくてはなりません。
テキストにはあまり問題が入っていないので、読みながら問題集を解く、という方法がオススメです。
私の経験を照らしてみても、簿記は習うより慣れよだと思います。
