今回は私が宅建試験に独学で合格した際の勉強方法について書いてみます。
注・本記事で述べている方法は私の実体験に基づいた正攻法です。
本題に入る前にいきなり、長くなってしまいますが、初めに勉強時間について、述べさせていただきたいと思います。
タイトルの通り、1ヶ月と書くと、勉強期間は短いかもしれませんが、当時は大学4年生でもう学校も無かったので、1日中勉強しておりました。
1日10時間近く勉強していたと思います。
勉強時間ですと300時間近くはやっていたと思います。
宅建試験本番の結果は自己採点ベースですが、42点。
宅建試験はマークシートですので、マークミスをしていない限りはほぼ間違いないかと思います。
時間は40分以上あまりました。
私の場合は、明らかに勉強しすぎだったと思います。もう少し勉強時間を減らしても、合格はできたはずです。
「自分は仕事をしているからそんなに勉強できないよ」
そう、思われる方もおるかもしれませんが、何も私のやったことをなぞる必要はありません。
サイトを回ってみて、使えそうな部分があれば、試していただくだけで、十分と思います。
このサイトを見て、参考になると感じたものを取り入れて、仕事をしながらも1ヶ月弱で、ギリギリ受かったといういう方も実際におられます。
宅建試験はマークシートです。
マークシートの特質上、他の試験に比べてやればやるほど合格率が高くなりやすい傾向があります。
なんで、そうなるのか。
いきなり話がそれてしまいますが、述べてみたいと思います。
例えば、税理士試験あたりと比べるとわかりやすいです。
年に一回、宅建と合格率は近く、上から10%程度を合格させていく試験という点で似通っています。
但し、宅建のようにマークシートでは無く、白紙に算式や条文そのものを書いていく試験です。
その答案の精度で上から10%を取らなくてはならないわけです。
そのために必要な勉強として、
内容を理解、要点を暗記する。
条文をほぼ一言一句レベルで正確に暗記する。
計算の練習をする。
誤字脱字の無いように書く練習をする。
ぱっと思いつくだけでもこれだけの種類の勉強、練習をしなくてはなりません。
いろいろな事に手を出さなくてはならないのです。
それを換言すると合格率を上げにくい。
時間がかかる試験、ということができます。
宅建試験はマークシートです。
上述のうち「内容を理解、要点を暗記する」
これだけできていれば、点を取ることができる=合格することができる試験なのです。
だから、やればやる程、合格率は高くなる。
たとえ、試験まで2週間しかなくとも、諦めずに勉強すれば合格率は間違いなく上がっていきます。
本サイトが、その為の何らかの肥やしになれば、とても嬉しいです。
以下に、私が宅建試験で行った独学の勉強方法を述べてゆきます。
宅建試験の独学勉強方法・ステップ1・まずはテキストを読む
宅建試験合格までにこなした問題集の数ですが、基本書らくらく宅建塾をベースに問題集は過去問含めて、数冊こなしました。
宅建試験の独学の勉強方法の最初のステップとしては、まずインプット用の基本書を読みます。
この時に大切なのは、わからない用語の意味を調べる事です。
勉強の教材を読んでいてわからない時は「出てくる重要な専門用語の意味をわかっていない」といったケースが多いです。
意識して考えてみると不思議な事なのですが、英語の問題を解く時などにわからない単語があると、辞書を使って調べたりしますよね?
宅建もそれと同じだと思うのです。でも、多くの人がそれをしない。
宅建の試験は専門分野の試験です。当然勉強する内容も専門分野です。
普通の人が知らない専門用語がたくさんでてきます。
いくらテキストが日本語で書かれているといっても、専門用語の意味をある程度ちゃんと理解しておかなくては、内容がわかるはずがありません。
そのまんま、繰り返したとしても、あまり理解もあまり深まりません。
だから、最初にテキストを読む際には、日本語で書いてあっても「解読」するような気持ちで読みましょう。
最初に述べましたが、私はらくらく宅建塾を使いました。らくらく宅建塾の解説は丁寧ですが、それでもよくわからない用語がありました。
そういう時は、インターネットを使って調べました。インターネットの情報は真実性というと怪しいので、いくつかのサイトを見てみます。
また、本屋で違う参考書を見ると、用語の意義が説明されていることもあります。もちろん買ったりせずに、立ち読みで確認します。
その意味を基本書に書き込んでいく。
こんな感じで、一通り最後までやっていきます。
この時に注意ですが、この作業は最低限文章の意味がわかるぐらいの調べものでいいです。
これ、超大切です。
いざ、やり始めると細かい事まで気になります(笑)
でも、そんなもん全部調べていたら、時間がかかりすぎてやってられません。
今は、読み進めていくうちに、氷解することもかなり多いですし、とりあえずは最低限意味がわかる程度の調べものにしておきましょう。
勉強において完璧主義の弊害はよく言われていることですが、私もそう思います。
宅建試験の独学の勉強方法補足・迂回生産をすると後が楽
先ほどの、解読する読書法は、初めの1週目はかなり時間がかかります。
でも、2週目からはすごい楽チンです。
これは1種の迂回生産だと考えております。
迂回生産というのは、例えば川で魚を取るときに素手でとるのではなく(現実的には素手は厳しいかもしれませんが)、網や石で囲いを作ったりする事です。
生産性を上げるために道具を作るのです。
計画を立てる事も迂回生産の1つでしょう。
先ほどの専門用語の話でいうと、
用語を調べて、意味を理解してから繰り替えす人は、網や囲いを用いて、魚を捕ろうとする人。
調べないでただ、繰り返す人は素手で魚を捕ろうとする人。
ドラクエで言えば、
こんぼうにたびびとのふくで、カンダタを倒しにいくようなもんです。
鋼鉄のつるぎ位は装備しときたいところです。
用語を調べずに基本書を5回読むよりも、用語を調べて2回読み通す方が、はるかに知識としては定着します。
結果的には近道です。
これは宅建試験の勉強に限った話ではなく、それなりに時間と労力がかかる事柄については有効な手法です。
宅建試験の独学の勉強方法・ステップ2・基本書を2回終わらせたら問題を解き始める
宅建試験の独学の勉強方法のステップ2についてですが、基本書を2回読んだ時点で問題集を解き始めます。
ここで大事なのは、問題を解いていて間違えた個所を分析し、基本書に集計することです。
どういうことかと言いますと、まずはその間違えがミスなのか、知識不足なのかを判断します。
ケアレスミスであれば、ルーズリーフに内容を書いて、基本書の後ろにでもはっつけておきます。
知識不足であれば、基本書の該当個所に書き込むなり、ルーズリーフを差し込みます。
そして、基本書を暗記書としても使うのです。
基本書に全て、情報を集計しておけば、基本書1冊のみの確認で復習は全て完了するようにできます。
持ち歩きにも楽ですし、これ1冊だけ覚えればいいということで、気分的に楽になります。
ステップ3・基本書の反復と問題の集計の繰り返し
あとは、基本書を復習しつつ、問題を解いていき、情報を基本書にストックしていく。
これをひたすら繰り返す。反復回数は試験直前まで、できるだけ、繰り返す事。
慣れてくれば、試験直前には2、3時間で基本書を回す事もできます。
スパルタな事をいうつもりはありませんが、1部の天才を除いて、勉強において、「反復」は超大事です。
というか、宅建ぐらいの難易度になると、反復しないとまず合格は無理です。
詳しくは以下の記事を読んで欲しいのですが、概要を言えば勉強ができる人は特定の参考書、問題集を反復している人が多いです。
反復の重要性については、 東大卒の人も勉強法の本にそう書かれているのを読んだ事がありますし、知人の高学歴、高難易度の資格を取得している人にもそう語られている方は多いです。
とにかく毎日、基本書を暗記する時間を必ず設けることです。
2時間の勉強時間なら、基本書暗記40分。問題演習80分とか。
仕事をしている人などは、通勤時間に基本書の暗記のみを行うといいですね。
机に向かった時は、問題演習に集中できますので。
たしかに、この情報を集計していくのが、実にめんどくさいのですが、これも迂回生産の一種です。
自分のレベルが上がれば、この集計量も減っていきますので、少しづつ楽になります。
私は問題集を何冊かやりましたが、基本書以外はほとんど1回しか解きませんでした。
間違えたところを集計しておけば、もうその問題を解く必要はないように思います。
税理士試験のような計算や論述の型を徹底的に身体に叩き込むようなタイプの試験は別ですが、マークシートで答えさえわかればOKな宅建試験では1回解いて集計するだけで十分です。
まとめ
私が宅建試験に独学で合格した勉強方法をまとめてみました。
この勉強方法が独学で宅建試験を勉強している方の参考になればうれしいです。
以下は宅建の勉強において、資格スクエアが最短最強という話です。
宅建は本屋の書籍をやり込めば、十分に合格できます。
私が実際に独学1ヶ月で42点、1時間近く本試験時間を余らせて合格しています。
でも当時の私が資格スクエアを知っていたら、100%使っていたと思います。
楽により短い時間で確実に受かるからです。
これから述べる、資格スクエアの利用が独学か? と言われるとグレーになります。
ただ、短期で効率良く合格したいという方にとっては間違いなく最高の手段なので述べてみます。
べた褒めしていますが、私はここの回し者ではありません。
本当にシステムが優れているのです。
専門学校と独学のメリットを最大限に掛け合わせたシステム、そういえば、わかりやすいのではないかと思います。
資格スクエアは良くあるオンラインの通信講座ですが、その辺の講座とはレベルが違います。
ちょっとした隙間時間で最大限に成果が上がるよう、徹底的に工夫されています。
例えば、講義。通いの学校などでは、1講義が3時間かかる事もあります。
資格スクエアは項目を絞りかつ細分化して、スマホで1講義、5分から30分ぐらいで受ける事ができます。
講義は倍速でみる事もできますので、もっと早く終わります。
倍速視聴は私も経験あるのですが、頭脳の鍛錬にもなり、一石二鳥になるのでおすすめです。
本当に頭の回転が早くなるので、勉強がすごく捗ります。
ただ、自然に早口になるので、周りから「何言ってるかわからない」とか言われてしまう事もあるのですが。
また、レジュメが本当に無駄がなさすぎです。
無駄を省く、というのはどこの宅建講座ででいつも言われておりますが、素人目に見ても普通に無駄な事やっているんですね。
でも、資格スクエアは本当に無駄が存在しない、んです。
厳密に意地悪くいえば、あるにはあるんですが、それは保険としての無駄です。
今年出るかも、という。
それを独習用、隙間時間に気軽にできるよう改良され尽くされているのだから、勉強しやすくて仕方がないんです。
また、講師の田中先生は高卒から独学で行政書士、司法書士、宅建に合格されています。
行政書士や宅建も難しいですが、何と言っても司法書士。
公認会計士、税理士を凌ぐ難易度とも言われておりますし、めちゃくちゃに難しい試験です。
それに独学で合格しています。
田中先生は教材をスキャナーでデータ化、タブレットに詰め込み、隙間時間に勉強していたそうです。
そういった実績、裏付けがある勉強法がこの資格スクエアの宅建講座に反映されているのです。
この先生の実績は多分現在の宅建講座の講師ではナンバーワンだと思いますよ。
その先生の講義をいつでも好きな時間にスマホで気軽に受ける事ができる。
本当に素晴らしい。
さらに料金。料金ですが、専門学校の大体35%ほどとリーズナブルです。
受験経験者には割引もあり、キャンペーン良くやっているのでより安くなります。
興味がある方は無料講義を見てみる事をおすすめします。
会員登録だけは必要になりますが、メールアドレスと名前と生まれた西暦年だけですので、すぐに終わります。
資格スクエアは宅建だけではなく、全資格100講義ほどが、無料で公開されておりますので、見応えもたっぷりあります。
興味がある方は参考になさってください。
本当におすすめです。
資格スクエアを見てみる