宅建の試験は合格率15%程度。
つまり、宅建の試験には2回以上の受験経験者もたくさんいるということになります。
こう書くと、宅建の初心者の方は経験者に勝てないと思うかもしれません。
そう思うのは、特に独学で宅建の勉強をしていたり、勉強時間がうまく確保できない方に多そうです。
しかし、宅建の試験は独学だろうとなんだろうと、あくまで300時間もしっかり勉強すれば、多くの方が合格できると思います。
そうでなければ、本屋さんにあんなに独学の教材が売っているはずがないです。
この数字は初心者の方にとっても敷居の低い数字だと思います。
独学でも250時間しっかりやれば合格が見えているのですから。
宅建の試験は比較的早く初心者から脱出できます。
そもそも何をもって初心者というのが、曖昧だとあれなので、本記事においては宅建の初心者を「本試験を受けたことが無い方」とします。
(250時間勉強していてたまたまその年に本試験を受けなかったような方は初心者には入らないと思いますが、そんな人は少数だと思います)
宅建の初心者の方で独学で勉強している方はご安心下さい。
宅建の試験は合格率が一定であることから、競争試験のような側面もありますが、宅建の勉強時間はそこまで変わらないはずです。
さて、宅建の初心者の方が独学で勉強する場合の注意点について述べていきます。
基本書はわからなければ、飛ばすこと
独学で宅建の勉強を開始した初心者さんはきっとやる気に満ちあふれています。
そうすると、テキストでもなんでも一生懸命取り組もうとするはずです。
わからない所があると、考えたり、何回も読み返したりするのかもしれません。
しかし、それは効率を考えると得策ではありません。
仕事でもなんでもそうかもしれませんが、先に一度やり通すことが大切です。
もちろん、1度基本書をやり通すぐらいでは過去問を解いても歯が立たないでしょう。
基本書については試験まで何回も反復する事が大切です。
1回目にわからなかった事が、2回目に読めばわかる事って結構あります。
ですから、わからなかった部分は最低限用語の意味だけでも調べておき、ふせんでもつけて先に進みましょう。
宅建の全体像を把握する
宅建の勉強を独学で開始した初心者さんは、恐らく何を勉強するのかということすらあやふやなはずです。
ですので、勉強するまえに基本書の目次などを読んで、勉強内容を確認して起きましょう。
独学の場合、特に全体像と現在の位置を把握することが大切です。
ゴールを宅建の本試験で合格点を取ることだとしたら、そのためには何をやらなくてはならないか。
常日頃意識しておく事が大切です。
ミスや追加知識を基本書に集計しておく
これは宅建の勉強方法にも書いたことなんですが、独学の場合、まずは基本書と問題集を本屋さんで買う事になるだろうと思います。
問題を解いていて、間違えたり知らなかった事があれば、それを基本書の該当の部分に足しこんでいきます。
基本書を暗記書代わりにつかいます。
全ての情報を基本書に集計しておいて、基本書は毎日回し続ける。
宅建試験はマークシートなので、解答の過程の作成は必要ありません。
暗記が点につながりやすい試験形式です。
覚える分量もそこまで多くはありません。
宅建は独学だろうとなんだろうとやればやっただけ、結果がでやすい試験だと思います。
まとめ
宅建に限らず、どんな試験もそうですが、独学の方が早く合格出来るのかもしれません。
それは勉強の手法、環境を自分に最適化出来た場合の話ですが。
独学で宅建の勉強を始める方、応援しています。
頑張って下さい。