日商簿記2級の独学用のテキストでおすすめのものを紹介いたします。
このテキストのいいところは、内容についてはとても読みやすい点だと思います。
また、例題がシンプルすぎるのですが、内容を理解するためにはそこがすごくいいと思います。
税理士の簿記や財務諸表論まで勉強して思ったのですが、簿記ってテキストの例題レベルをしっかりできれば、そこまで問題演習はいらないのではないかと思います。
ただ、テキストのデザイン、レイアウト的にはもっとサイズが大きい方がいいような気がします。
日商簿記2級の勉強範囲は日商簿記3級に比べると大分広いのですが、このテキストは独学でもすらすら読めると思います。
また、ネットスクール出版ですので、わからないところは質問電話もできます。
この本の通り、全くの初学者が独学で日商簿記2級の内容をサクっと理解できるかどうかは疑問がありますが、読んでみて日商簿記2級の独学用のテキストとしてはかなり理解しやすい方だと思います。
日商簿記2級を独学で勉強されるなら、こちらのテキストをおすすめしたいです。
今回紹介したのは商業簿記の日商簿記2級のテキストですが、日商簿記2級の試験にはもちろん工業簿記もありますので、サクっとシリーズを基本書とするならば、日商簿記2級・工業簿記のテキストも購入する必要があります。
テキストを2冊買っても値段は2,000円ぐらいですので、リーズナブルだと思います。
サクっとシリーズは独学用のテキストはおすすめできますが、日商簿記2級の独学用の問題集は別のシリーズを使ってもいいかもしれません。
サクっとシリーズは問題集もサイズがテキストと同じで小さいので、解きづらいためです。
日商簿記2級も日商簿記3級と同様、本屋さんにはわかりやすいテキストが多いと思いますが、若干わかりやすさにばらつきがみてとれます。
独学の場合、テキストのわかりやすさって大切なのですが、これって文体だったりレイアウトだったりその独学する人の感覚によるところも大きいと思います。
ですので、私としては日商簿記2級を独学で勉強されるなら、このテキストをおすすめしますが、実際に一度本屋さんに行って確認することをおすすめしたいです。