日商簿記2級といえば、宅建と同様、人気資格の一つになりますね。
企業経理や会計事務所なんかでは最低ラインが日商簿記2級と決まっているところも多くありますし、日商簿記2級は経理の仕事を目指すにはもっていて当たり前的な資格であるのかもしれません。
履歴書に書いてもプラスの効果が見込めるでしょう。
それでは、日商簿記2級の難易度はどれくらいになるのか、難易度と合格率について調べてみました。
まず合格率について。
日商簿記2級の合格率はかなりバラつきがあるのですが、合格率30%代が多く低い時は合格率20%、高い時は合格率40%となっております。
合格率でいうとやはり7割型、不合格になると言えるので、難易度が高いという結論になってしまいますが、別の記事で述べました通り、資格試験では表面的な合格率よりも、受験者の質や試験形式などを考慮しなくては正しい難易度が認識できないと思います。
その意味では日商2級は受験者の質も日商簿記3級よりは高いでしょうし、勉強内容も高度にはなっておりますが、難易度としては、平均レベルだと思います。
日商簿記3級同様、しっかり勉強すれば、合格率はかなり高くなると思います。
ただし、3級と比べるとやはり難易度は全然高いです。
日商簿記2級の勉強期間は大体3ヶ月もあれば、十分との意見が多いです。
では、日商簿記2級は独学でも合格は可能な試験か、と問われましたら、やはり独学でも合格が十分可能な試験だと思います。
このサイトの趣旨が一応、独学で資格取得なので、とりあげている時点で独学でいけますよってことですね(笑)
そもそも、本屋さんに行くと独学用の日商簿記2級のテキストや問題集っていっぱい置いてありますよね。
それは日商簿記2級が独学で受験、合格する事が一般的にも可能であるという証明だと思います。
一般的に独学では難しい試験はやはり専門学校の教材を購入する必要があります。
私も税理士試験の簿記と財務諸表論を独学で勉強しましたが、専門学校の教材を購入して独学しました。
話が逸れてしまいましたが、個人的に日商簿記2級はコストパフォーマンスがかなり高い資格だと思います。
日商簿記2級と3級は1年に3回受験できますから、挑戦もしやすいですし、簿記資格はどんな職場でも使えますので、おすすめの資格です。