独学の勉強の効率を上げるスキルを紹介!健康増進効果も望めます!

独学の勉強の効率を上げるスキル・自律訓練法について、紹介したいと思います。

自律訓練法はもともと、心身症や自律神経失調症の治療に用いられた技法でありますが、健康な人が行っても大きな効果が望めます。

どのような方法かをかいつまんでいうと、自分自身に暗示をかけて、大きなリラックス効果を得る、といった方法です。

独学の勉強の効率を上げるスキル・自律訓練法について、紹介したいと思います。

自律訓練法はもともと、心身症や自律神経失調症の治療に用いられた技法でありますが、健康な人が行っても大きな効果が望めます。

どのような方法かをかいつまんでいうと、自分自身に暗示をかけて、大きなリラックス効果を得る、といった方法です。

暗示と書くと、怪しい雰囲気があるかもしれませんが、科学的にもその効果は証明されておりますし、実際の治療で取り入れている病院もあります。

その効果の一部を上げると、

・リラックスできる。
・イライラせず、冷静でいられる。
・風邪を引きづらくなる。
・勉強や仕事の効率が上がる。

他にもたくさんの効果が望めます。

費用もかからず、慣れれば場所も選びません。薬を用いるわけでもないので、基本的には副作用の心配もありません。

交感神経と副交感神経

ご存知の方も多いかと思いますが、自律神経とは呼吸や消化などを司る、自分の意思ではコントロールできない神経です。

今、コントロールできない、と書きましたが、腹式呼吸などを通して間接的に自律神経を作動させることはできると思います。

自律神経は興奮を司る交感神経と、鎮静を司る副交感神経の二つからなります。

車でいうと交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのようなイメージです。

自律神経はやわな神経ではないので、普通は自律神経失調症のようなことになることは滅多にありませんが(遺伝など先天的な事情をのぞきます)、それでも不規則な生活をしていると、誰でも自律神経は乱れてきます。

自律神経を乱す要因は例えば、夜更かし、食べ過ぎ、過度なストレスなどです。

自律神経がどう勉強に関係あるのかというと、多いに関係があります。

原始人とあまり身体の構造が変わっていない

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私達の身体の組織は原始人の頃とあまり変わっておらず、交感神経が作動した時の身体的な作用は原始人となんら変わってはいません。

例えば、原始人が恐ろしい敵に遭遇したとします。

この時の対応は2つ。

こんぼうを振りかざして戦うか、それとも一目散に逃げるか。

この時の身体は身構えて緊張し、血行も悪くなります。

これは交感神経が過剰に作動した時の身体的反応です。

勉強になれていない人は文字を読むだけで、交感神経が大きく作動する事があります。

つまり、原始人が敵にあった時と同じ様な身体的な反応が起こるのです。

このような状態でモノを覚えたりするのは、かなり効率が悪いのです。

交感神経の作動は悪い事ではない

しかしこれは決して、交感神経の作動が悪い、という意味ではないです。

交感神経と副交感神経のバランスが大切なのです。

人間が能力を最大限に発揮するには、交感神経、副交感神経両方が高い水準で作用していることが大切です。

車でいうと、アクセルばかり効きすぎても危ないし、ブレーキだけ効きすぎても危ない。

アクセルが弱くても、あまり前に進まないし、ブレーキが弱いと、止まれなくて危ない。

興奮と鎮静のバランスが大切なのです。

自律訓練法はそのバランスを整えてくれる技法です。

そもそもの前提

これは私自身もよく反省しているのですが、自律訓練法云々よりも、規則正しい生活ったり、食事は腹八分目に抑えるといったことを心がける方がまず大切だと思います。

そうすれば、自律神経も整ってきて、体調も良くなり、勉強の効率も自然と良くなるはずです。

その上で自律訓練法を行えば、効果はさらに上がると思います。

自律訓練法の基礎

自律訓練法の方法は調べればいくらでも出てきますし、書籍もたくさん販売されておりますが、私のやり方を書いてみたいと思います。

 

1・身体を揺らしてほぐしておく。

2・椅子に座って、目を瞑り、身体の力を抜く。

3・「気分は落ち着いている」「落ち着くのは自然な事だ」と何回か心の中で交互に繰り返す。

4・右手に軽く意識を向け、「右手が重い」と何回か心の中で呟く。左手も同様。

5・両端でも同様に行う。

 

ここまでが、いわゆる重感練習言われるものです。実際に重くなります。

 

7・右手に軽く意識を向け「右手が暖かい」と何回か心の中で呟く。左手も同様。

8・両足でも同様。

 

これが温感練習です。ここまでやったら、最後に消去動作を行います。

この動作は重要なので、必ずやります。

 

9・「私はすっきりと目が覚める」と呟いて、手に力をぐぐっと込めて、グーパーを何回かする。立ち上がる。

 

私の場合、ここまでを1セットとして、やっております。時間は全部で5分くらいです。

 

自律訓練法にはまだ続きがありますが、とりあえず、初めは温感練習までをやることをオススメします。

これだけでも姿勢が良くなりますし、大きな効果があると思います。

 

自律訓練法の書籍

自律訓練法に関する書籍も多く販売されております。

何冊か読んだ中で、おすすめの書籍を紹介します。

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自律訓練法の世界では有名な方で、この本は多くの人がオススメとしてあげております。

佐々木先生が出版されている自律訓練法の書籍の中では、一番わかりやすいと思います。

 

アマゾンの書籍情報

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