さて、今回は簿記の資格を取得するメリットについてです。
サイトの別の記事でも記述しておりますが、簿記の資格を取得するメリットは大きいと思います。
本記事では私が考える簿記資格を取得するメリットについて、まとめてみました。
簿記の資格を取得するメリット
どこでも使える。
どんな企業や個人事業主でも、簿記は必要です。
一般的に簿記、会計とは企業の状況を把握するために使います。
あり得ないですが「別に業績把握しなくてもいいや」という社長さんが居たとしても簿記は使います。
税金の申告があり、それを正しく申告しようとすると、簿記は必ず必要になるのです。
法人税等の税金の計算は会計の数字を基礎として計算されます。
よく税理士さんを税金だけに詳しい人という印象を抱いている人がおりますが、会計士とともに会計の専門家でもあるのです。
簿記、会計に熟知していなければ、会社や個人の税金の計算はできません。
少し話がそれましたが、税金の計算がある以上、どんな会社や個人事業主でも簿記は必要なわけです。
零細企業で会計事務所等に経理を丸投げする場合でなければ、企業の中で処理をしなくてはなりません。
そうすると、やはり簿記の知識を持った人は不可欠なのです。
そして、簿記の仕組みの根幹部分は非常にシンプルで日本のみならず、先進国を中心に世界中で使えます。
簿記資格が就職、転職に使える資格なのも自然な事だと思います。
ビジネスがわかるようになる
よく簿記を勉強すると、ビジネスがわかるようになるといいますが、私の経験からもそれは本当だと思います。
興味があるかどうかは別として(笑)、日経新聞の内容がわかるというか読めるようになりました。
簿記2級ぐらいの知識があれば、決算書を読む事もできますし、会社の状況を把握する事ができるかと思います。
営業職なんかでも、資格自体をアピールするというよりは数字的なアプローチでメリットがあると思います。
簿記知識があると、会社の全体の流れもイメージしやすくなり、あくまで数字上の位置ですが、全体の中の自分の位置が見えてくると思います。
会計士や税理士への専門職への道もある
当たり前ですが、簿記系資格の頂点として会計士や税理士などの資格があります。
ネガティブな噂や意見もありますが、私の周りの方を見ている限り、これらの資格はまだまだ強いです。
そもそも、簿記がどんな会社でも使えるわけで、その道の最高峰の人達なのですから。
仕事は大変だと思いますが、高い専門性とステータス、やりがいもあり、収入も高収入です。
何かの雑誌で「人生をリセットできる資格」とされておりましたが、やはりそう思います。
試験は難しいですが、取得すると間違いなく人生を変えられる資格ですし、それだけの価値はあるはずです。
一般的に簿記2級があれば、これらの資格の勉強にすんなり入っていける感じだと思います。
3級と2級はコストパフォーマンスが良い
税理士の簿記論、財務諸表論や日商1級あたりは難関な試験に入ると思います。
しかし、簿記3級、特に2級は比較的取得しやすく、独学でも十分に取得が可能です。
もし何か資格を・・・・、と考えておられるなら、まずは簿記資格をおすすめいたします。