簿記2級は簡単なのか?会計の適正について

「簿記2級は簡単」という声をたまに耳にします。

一方で簿記2級はおろか、簿記3級も難しいという印象を抱いている人も多くおります。

本記事では簿記を簡単に感じる人と会計の適正について考えてみました。

 

適正を計るのは難しい

簿記は簡単だ、面白い、と思える人は難しいと感じている人よりも会計の適正はあるのかもしれません。

しかし、実際にその知識を生かす段階になると、そこまで簿記の勉強は関係ないように感じています。

簿記3級も持っていない人でも経理の仕事ができる人はいますし、簿記1級以上の難易度の高い資格を持っていても仕事ができない人もいます。

勉強はあくまで、勉強であって、簿記の勉強が簡単に感じたとしても本当の意味、実務的な意味での適正があるか、というとわからないと感じています。

簿記2級を基準とする

上記の通り、会計の適正を計るのは難しいので、ここではあくまで勉強の意味での適正に限定します。

私としては「日商2級を簡単だと感じるかどうかで適正を計れるのかな」と感じています。

簿記3級だけですと、工業簿記までやらないので適正があるかどうかはわからないと思います。

かといって、簿記1級や税理士の科目ぐらいになると、簿記は簡単だと感じている人も相当な勉強を必要とします。

つまり、適正があっても難しいのです。

そういう意味では簿記2級が会計の適正を計るには丁度いい試験なのかもしれません。

簿記2級を簡単に感じる人は会計について適正があると私は思っています。

私の知人で独学で簿記2級を1ヶ月勉強して、ほぼ満点で合格した人がいます。

もちろん「簡単」といってました。そういう人が適正はあると思います。

適正、適正、と書くともともとの向き不向き、というニュアンスを与えてしまいますが、勉強法によるところも大きいと思います。

基礎からしっかり積み上げていれば、新しい論点だって比較的簡単に入れるはずです。

つまり、この適正は勉強のやり方などの影響も大きいということです。

仕事まで含めた会計の適正ではなく、勉強の適正というものも多分に影響するということです。

だから、やっぱり簿記に限らずやっぱり本当の意味での適正を計るのは難しいと私は考えています。

簿記2級は簡単なのか

簿記2級は簡単なのか? というと多くの人は難しいと感じているのではないでしょうか。

多くの人が簡単に感じているのだとしたら、合格率に反映されているからです。

簿記3級もそうですが、簿記は入門レベルの内容でも簡単ではなく難しい部類に入るのではないか。

簿記は敷居の高い学問といわれる事もありますが、その通りなのではないかと思います。

つまり、通常簿記2級は簡単な試験ではなく、一般的には難しい試験なのです。

私はそう考えています。

 




 

 

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