宅建士になって、試験のスタイルが変わる可能性もありますが、これまでの宅建試験には全てマークシートでした。
しっかり勉強していれば、2時間も解答時間のある宅建試験で時間不足になることは考えにくいですが、一応、宅建の試験を早く、効率良く解ける方法をまとめてみました。
私は1ヶ月勉強して宅建試験の本試験を受験しましたが、大体1時間ちょいで全て解き終わり、42点で合格することができました。
見直しも2回ぐらい行いましたし、かなりスッキリと終える事ができた試験だったと思います。
(受験した日の夜に、漫画喫茶で資格学校のホームページで解答速報を見ていたのですが、合格を確信しました。ちなみに実際の合格ラインは34点でした)
1時間ちょいという比較的短時間で本試験を終わらせる事ができたのは、過去問を解く過程でどのように本試験を解くべきか自分の「型」を作っていたからだと思います。
勉強もスポーツと同じような面があって、自分の型を持っていると強いと思います。
型というぐらいですので、意識しなくてもその解き方ができるぐらい、身体に覚え込ませる事が肝心です。
スパルタの様な言い方ですが、過去問演習の際に気をつけていれば、自然にできるようになると思います。
「私のやり方がおすすめ!」なんていうつもりはないのです。
勉強方法でも試験の解き方でもその人に合った解き方というものが確実に存在しますから。
勉強ができる人というのは、意識的にしろ無意識的にしろ、こうした型を持っている人だと思います。
意識しないでたんたんと勉強できる。だから継続できる。
ルーチンワーク的なニュアンス。
早稲田などのいい大学を出ている人や、公認会計士に受かった知人を見ていると、日々たんたんと仕事や作業ができる、という印象を私はもっております。
勉強や仕事など、なんでもそうかもしれませんが、何事も意識していなくともできるようにすることが大切です。
練習って本来はそのために行う行動だと私は考えております。
そのためには自分にあった方法を選ぶ事。
前置きが長くなりましたが、私の解き方があなたに合った解き方を見つけるための参考になれば嬉しいです。
宅建の本試験の解き方
以下のような流れです。
1・問題をざっと確認する。
2・わかる所だけ最後まで解く。わからない、手強い問題所には問題番号の所と、選択肢に△をつけておく。
3・△の所を2のようにもう一度解く。
4・△のところをさらに一周。
5・マークシートを塗りつぶす。
6・わからないところを吟味する。一応解答をしておく。
7・見直しをする。
8・6を時間終了まで考える。
過去問の演習をする段階からこの手順を徹底しておくと、本試験でもかなり早く解けるはずです。
ただし、これはあくまでその人の知識が合格レベルである程度アウトプットも進んでいる状態、という前提です。
これはあくまで効率良く解ける手順であって、その前の基礎勉強をおろそかにしていたらこの通りにはいかないです。
例えば、テキストの内容が全然定着していなければ、2のわかるところだけを解こうとしても、ほとんどわからないところで終わってしまい、この型を実行するどころの話ではないです。
ですので、これはあくまで受験レベルに達している人が本試験を解くための方法になります。
1・本試験が開始したら、5分ぐらいでざっと問題全体をみる。
どんな問題がでているのか、確認します。
この時に大事なのは確認することに意識を集中することです。
苦手だったり難しそうな問題を見た場合、精神的にぐらついてしまう可能性があるので、あくまでも確認するだけとどめておく必要があります。
ざっと見る事に何の意味があるのかと問われると、はっきりと根拠を述べることは難しいのですが、まず潜在意識的に頭を宅建の試験を解くという確認を与えておくのと、ざっとでも問題を見ておくと、改めて問題を解く時に内容がスムーズに読めるような気がするのです。
見ると読むという行為は大きく違いますが「見る」方が刷り込み的というか、すんなり頭に入りやすいような気がします。
ランニングする前に準備運動をするようなものなのかな、と私は考えております。
2・わかる所だけを最後まで解く
一読して、わからない所は問題番号と選択肢に△をつけておいて、どんどん先へ進みます。
5で詳しく説明しますが、解答をしてもマークを塗るのは後回しにします。
2〜4までの作業の段階では全て問題用紙に直接、答えを書き込んでいきます。
一読して何を言っているのか、よくわからない問題はけっこうあります。
そんな時はすぐに飛ばして次の問題に取りかかるべきです。
問題番号、わからなかった選択肢に△をつけて後で吟味するのです。
この方法で最後まで行けば、結構な時間が、余るはずです。
すらすら解答出来る所しかやっていないわけですから。
ちゃんと勉強していれば、この段階でも7割〜8割型以上は解答出来ているはずでしょう。
これまでの宅建試験の合格点を見ていると、37点とればまず確実に合格できますから、8割解答できている人はケアレスミスを確認するだけで合格出来る可能性が高いです。
逆に言えば、過去問などで7割も解けなければテキストなどの定着をはかった方がよろしいかもしれません。
(ここで8割というと語弊があるかもしれませんが、合格点が37点だった場合の8割です。要は合格ライン+3点〜5点ぐらいの意味です)
マークシートを塗る作業もそうですが、宅建のようなタイプの問題を解くときはまず作業を分類して、出来るだけまとめて行う方が効率がいいです。
問題を解くにも、すんなり解ける問題とゆっくり吟味すべき問題にわける事は大切です。
まず、すんなり解ける問題をしっかりこなしてから、手強い問題に取りかかればいいのです。
その方が、基礎点は確保できているという心境になることができ、モチベーションを落とす事無く、手強い問題にとりかかれます。
これを一度に解こうとすると、手強い問題とすんなり解ける問題が交互に出てきます。(比率的には交互ではないでしょうが、イメージとして)
すんなり解ける問題を解くのと、難しい問題を解くのでは脳の使い方が少し違います。
簡単な問題と難問を交互に解く、ということは頭の使い方をその都度変えている事です。
なんか凄く疲れそうですよね。
これを大工に例えれば、金槌で釘を打ち込むべき板とのこぎりで切るべき板が交互に50枚入っていたとします。
難しい問題を飛ばさないやり方だと、いちいち上から順に金槌とのこぎりを持ち替えて作業をする感じです。
飛ばすやり方だとまずは金槌の板だけを一気に処理したのちに、のこぎりの板に取りかかる手はずです。
後者の方が、持ち変える手間も少ないですし、作業が単純化され、集中しやすくなります。
この作業の単純化の集中効果が解答時間の大幅な短縮につながると私は思っています。
3・△の所を2のようにもう一度解く。
この際に注意するのは、手強い問題を解く際にも、上記の2のように解く事です。
例えば、2で全て解き終わって、手強い問題が6問位残った。
手強い問題の一問目にとりかかった。
う〜ん。やはりよくわからない。よし、時間もあるし考えよう・・・・・ではなく、その時点で次の手強い問題にとりかかることが大切です。
2回目に落ち着いて読めば、案外わかる問題もあるものです。
この3ではそれを選別、処理するのです。
4・△のところをさらに一周。
3の結果、1問は解けた。残り5問。
それが終わったら、のこり5問でまた同じことをします。
やはり、わからない。
しっかり勉強している人が、3回読んでもわからなければ、本格的にそれは難問ということです。
多分できなくても合格にはあんまり関係がないので、適当に解答してもいいでしょう・・・・、というのは冗談です(笑)
吟味は5のマーク後に行うので、とりあえずは正しそうに思える答えを解答しておきましょう。
5・マークシートを塗りつぶす。
2で少し触れましたが、宅建の試験では問題を解く段階では問題用紙に直接回答しておき、全て解き終わった段階でまとめて回答するのがよろしいかと思います。
解きながらマークを塗りつぶすより、解くのは解くで集中して行って、後でまとめてマークシートを埋めていった方がマークミスも減るでしょうし、2と同様、効率がいいです。
また、宅建の本試験が終了したあとは、資格学校のホームページなどで解答が提示されます。
問題用紙に書いておけば、そこで照らし合わせて正確な判断を下す事ができます。
6・わからないところを吟味する
取るべきところはこれで解答できているはずです。
この段階でわからないところをざっと吟味します。
7・見直しをする。
見直しで一番大切なのは2で解答した部分です。ここが宅建試験に合格するためには一番大切な部分ですので、しっかり確認しましょう。
8・6を時間終了まで考える。
型がしっかり出来ていれば、ここまでの作業を行っても、時間は大分余るはずです。
私が宅建試験を受けた際には、面倒だったので8は行わず終了しましたが、時間ギリギリまで粘ってみるのもアリだと思います。
以下は宅建の勉強において、資格スクエアが最短最強という話です。
宅建は本屋の書籍をやり込めば、十分に合格できます。
私が実際に独学1ヶ月で42点、1時間近く本試験時間を余らせて合格しています。
でも当時の私が資格スクエアを知っていたら、100%使っていたと思います。
楽により短い時間で確実に受かるからです。
これから述べる、資格スクエアの利用が独学か? と言われるとグレーになります。
ただ、短期で効率良く合格したいという方にとっては間違いなく最高の手段なので述べてみます。
べた褒めしていますが、私はここの回し者ではありません。
本当にシステムが優れているのです。
専門学校と独学のメリットを最大限に掛け合わせたシステム、そういえば、わかりやすいのではないかと思います。
資格スクエアは良くあるオンラインの通信講座ですが、その辺の講座とはレベルが違います。
ちょっとした隙間時間で最大限に成果が上がるよう、徹底的に工夫されています。
例えば、講義。通いの学校などでは、1講義が3時間かかる事もあります。
資格スクエアは項目を絞りかつ細分化して、スマホで1講義、5分から30分ぐらいで受ける事ができます。
講義は倍速でみる事もできますので、もっと早く終わります。
倍速視聴は私も経験あるのですが、頭脳の鍛錬にもなり、一石二鳥になるのでおすすめです。
本当に頭の回転が早くなるので、勉強がすごく捗ります。
ただ、自然に早口になるので、周りから「何言ってるかわからない」とか言われてしまう事もあるのですが。
また、レジュメが本当に無駄がなさすぎです。
無駄を省く、というのはどこの宅建講座ででいつも言われておりますが、素人目に見ても普通に無駄な事やっているんですね。
でも、資格スクエアは本当に無駄が存在しない、んです。
厳密に意地悪くいえば、あるにはあるんですが、それは保険としての無駄です。
今年出るかも、という。
それを独習用、隙間時間に気軽にできるよう改良され尽くされているのだから、勉強しやすくて仕方がないんです。
また、講師の田中先生は高卒から独学で行政書士、司法書士、宅建に合格されています。
行政書士や宅建も難しいですが、何と言っても司法書士。
公認会計士、税理士を凌ぐ難易度とも言われておりますし、めちゃくちゃに難しい試験です。
それに独学で合格しています。
田中先生は教材をスキャナーでデータ化、タブレットに詰め込み、隙間時間に勉強していたそうです。
そういった実績、裏付けがある勉強法がこの資格スクエアの宅建講座に反映されているのです。
この先生の実績は多分現在の宅建講座の講師ではナンバーワンだと思いますよ。
その先生の講義をいつでも好きな時間にスマホで気軽に受ける事ができる。
本当に素晴らしい。
さらに料金。料金ですが、専門学校の大体35%ほどとリーズナブルです。
受験経験者には割引もあり、キャンペーン良くやっているのでより安くなります。
興味がある方は無料講義を見てみる事をおすすめします。
会員登録だけは必要になりますが、メールアドレスと名前と生まれた西暦年だけですので、すぐに終わります。
資格スクエアは宅建だけではなく、全資格100講義ほどが、無料で公開されておりますので、見応えもたっぷりあります。
興味がある方は参考になさってください。
本当におすすめです。
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