独学と話はずれますが、今日は私が知っている中で勉強で最も成り上がった人を紹介したいと思います。
この方の本を読んで、勉強を行う上でのコツというか心構えのような事を認識させられました。
学問に王道なしといいますが、勉強にもコツのようなものがあればやっぱり知りたいですよね。
弥永真生さんという方で、筑波大学の大学院の教授をされている方です。
弥永さんの経歴としては広島の三育学院高校という高校から、現役で明治大学政治経済学部に入学します。
三育学院高校の偏差値は高校で50を下回る位なので、この時点でもかなり凄い事だと思います。
弥永さんが本当に凄いのはここからで、大学在学中、
司法試験、公認会計士、不動産鑑定士の文系で最も難しい国家資格にほぼ一年置きに合格しているのです。
どれか一つでもざっと七、八年は勉強時間がかかりそうな資格ですよね。
確かに資格の勉強内容とリンクしたり、試験を免除したりできる部分があるのかもしれませんが、それでもものすごい事です。
そして、大学を主席で卒業し、東大の法学部に入り直し、こちらも主席で卒業しているそうです。
東大の法学部は日本の文系の頂点なのは異論がないことでしょうし、上述の資格も最難関資格であることは間違いないでしょう。
弥永先生ほど勉強で成り上がった人を私は知りません。
弥永先生が書いた、「ハウツー勉強法」という勉強本があります。
大分前ですが、ハウツー勉強法を読めば、勉強のコツがつかめるかもしれない、と思って買いました。
ハウツー勉強法を読むまでは弥永先生はもとからものすごく頭がいい人だったという印象があったのですが、会計士試験に苦戦していることが書かれていて、どちらかというと努力型の人という印象を感じました。
私が使っている迂回生産などという言葉もハウツー勉強法から影響を受けたのですが、正直ハウツー勉強法内容自体の大半は当たり前の事を書いているような感じでした。
ハウツー勉強法から一番に得られた事は「勉強出来る事に感謝する」ということです。
心から感謝する、感謝するという気持ちになるということは人間のガン細胞を縮小させた例があるほどに、身体の免疫力を発揮させる行為のようです。
免疫力が発揮されるのは身体の調子が良い時ですから、頭脳の調子も上がります。
感謝して、穏やかな心で勉強に取り組む事が結果的には勉強の効率を上げ、結果三大難関資格の合格につながったのかな、と個人的には思います。
感謝しながら、勉強、仕事をする。
これが、勉強の効率を上げるコツのように感じました。
物事において、コツというものは具体的になにをしろ、ということではなく、心構え的な認識的な類である事が多いように感じております。
勉強のコツにおいても例外ではないのかもしれません。
参考までに書籍情報も紹介いたします。
(現在価格にはプレミアがついているようです)