宅地建物取引主任者、今年から宅建士ですが、試験までもう少しですね。
宅建士になって、
「難易度が上がる」とか「合格最高点が上がる」などという話をちらほら耳にしています。
難易度については、宅建の難易度について!士業になって難しくなるのかの記事をご参照下さい。
合格最高点は果たして、どうなるのでしょうか。
難易度が上がる=合格最高点が上がる?
宅建士は競争試験です。
合格率に大きくぶれがないこともそれを証明しています。
仮に合格基準点が決まっているとすると、問題が難しい年には合格率が下がり、簡単な年には多くなります。
宅建の試験の合格率は概ね一定ですので、「よーい。どん」で初めて、上から15%ぐらいに入れば合格できます。
宅建試験の難易度を上げるとするならば、まず、この合格率を下げることが予想されます。
例えば、10%にしたらどうでしょうか。
合格点はけっこう高くなります。
今までは34点とかが合格ラインだった年は、38点とか39点とかそれぐらいとらないと受からない事になるのかもしれません。
宅建の試験の合格点の過去最高は36点。
今後難易度が上がるとするならば、36点越えも考えられると思います。
今年すぐに、というわけではなさそうですが、今後はその可能性もあります。
名称変更の改正の理由として「宅建保有者の質の向上」があります。
質を向上するためには、まずは入り口である試験を難しくするのが、自然と思われます。
36点越えになる場合はケアレスミスを防ぐことが大切
今までの試験でもそうですが、合格点が34点以上の年は問題が比較的簡単な傾向にあります。
合格点が高い年、というのはそれだけ基本的な問題が出題されている、ということを意味します。
こういった年の場合、大切なことは、「ケアレスミスをいかにしないか」です。
宅建の場合、簡単な問題が多い場合、2問ミスでも厳しいかもしれません。
ケアレスミスを防ぐには、見直しをしっかりする以外にありません。
基本的に合格点を取りたいのなら、テストで見直しをしないのはあり得ません。
宅建の場合、見直しをしない人は時間が足りない人でしょう。
宅建士の試験は土台が出来て、問題演習もそこそここなしていれば、時間切れになるということは考えづらいです。
よく、「頭のいい人じゃないと早く解けない」という人がいますが、それは違います。
勉強量が足りないから、早く解けないのです。
インプットと問題演習、アウトプット。
これはどちらが不足していてもダメです。両方バランス良く行っていく必要があります。
見直しをする時間がない。
そういう方は、
インプットが弱いのか。
アウトプットが少ないのか。
両方なのか。
どれに該当するかを考えた上で、補強していく必要があります。
まとめ
私の感覚ですと、合格点が高い年はチャンスだと思います。
本試験は皆、緊張しています。
緊張すると人間は間違いをおかしやすくなります。
そこで丁寧に問題を解ければ、自然に受かりやすくなります。
今後、宅建士の試験の難易度(合格点)が上がったとしたら、これまで以上にケアレスミスで泣く人もいるでしょう。
ある程度の実力があり、本試験でも丁寧に解く事を心がければ、宅建の合格点が上がろうが、合格する可能世はかなり高いでしょう。
仕事やバイトをしながら勉強している方へ
宅建は独学でも取得できる資格ですが「実際にやってみたらしんどいし、めんどくさい」という方もいるのかもしれません。
又はやる気が起きないという方もいらっしゃるでしょう。
別にそれはおかしなことではありません。自然なことです。
独学で一番大変なのは、勉強できる環境を維持し続ける事です。
何をいつ、どれだけ勉強すればいいか。
それをいつも明確にしておかなくてはなりません。
受験専念なら、この辺りのことはできなくてはなりませんが、仕事やアルバイトなどをしている方であれば、しんどいと感じる方がいてもおかしくありません。
というより、しんどいのが普通です。
やっぱり、仕事やアルバイトをしていると、脳のキャパシティがけっこう持っていかれますから。
いつも受験のことばかり、考えてはいられません。
私の場合、宅建は受験専念みたいなものでかつ、1ヶ月程度の短い勉強期間だったので、特に問題なく独学を継続することができました。
しかし、税理士の簿記や財務諸表論を受けた辺りの頃は、仕事をしていました。
ほんの2、3日、仕事が忙しくて勉強できなかったりすると、とたんにモチベーションが下がってしまうんです。
勉強、どこまでやったっけ?
なんて、考えだすと、机に向かうのが面倒になってしまうんですよね。
なかなか勉強を再開できない事、私にはよくありました。
これって本当にマイナスなんです。
実際に税理士の簿記は1回落ちましたが、Aで不合格でした。
Aは宅建で言えば、合格点36点だとしたら、32点〜35点位のラインを意味します。
モチベーションの低下によって、勉強をさぼった期間が本当に悔やまれました。
税理士と同様に宅建の試験も年に1回です。
落とすと、合格が1年伸びてしまいます。
それは心境的にも、時間的にも、労力的にも絶対によろしくありません。
独学でいけそうな人はその調子で、勉強を継続し、次の試験でなんとしても合格されて下さい。
「独学がしんどい」と考えておられる方は一度、「独学で本当に合格できるのか」という事を真剣に考えてみる必要があります。
真剣なだけではダメです。
「具体的に、何をどこまで勉強すればいいか」という所まで、落とし込んで考えてみる必要があります。
そして、それを忠実に実行することができるか。
できるのであれば、日々のモチベーションを落とさぬよう気をつけて、独学を継続して下さい。
考えてみて、もし無理ならば。
他の手段も考える必要があります。
独学はきついから、資格を諦めるというのはありえません。
もったいなさすぎ。
勉強を既に始めている場合はもちろん、勉強を始める前にだって、自分がその資格に向けた意識の労力が無駄になってしまいます。
これが司法試験とかであれば、撤退もありなのでしょうが、宅建は勉強すれば絶対に取れます。
だから、一度目指したのであれば、何がなんでも取得する。
撤退はあり得ない。
私はそう考えております。
私はあくまでも独学で合格して欲しいので、専門学校の利用をあおるつもりはありません。
しかし、手段よりもまずは受かる事。
これが一番重要に決まっています。
だから、仕事をしていたりして、純粋な独学がしんどい方には専門学校の動画通信講座をおすすめしています。
動画通信講座は独学と通学のメリットを掛け合せたような特徴があります。
動画で講義を受けるといっても、質問もできますし、勉強の環境という点では授業を受けるのと差はありません。
動画なので、スマホやパソコンでいつでも気軽に勉強ができます。
これが素晴らしい。
独学のメリットである、好きな時間に、自分のペースで、合理的なカリキュラムの元、一流の講師に教えてもらえるわけですから。
本当に独学と通学のいいとこ取り。
勉強の効率で言えば、最強だと思います。
デメリットはやはり純粋な独学よりも費用がかかる事です。
しかし、以下で紹介している資格スクエアは通常の専門学校より、割安で受講できますし「お金を払った事による元を取ろうという心境」がプラスに働くという可能性も多いにあり得ます。
利用をあおるつもりはありませんが、独学がしんどい方は、一度、講座の内容を確認されてみてはいかがでしょうか。
通信講座では資格スクエアがおすすめです。
宅建の場合始める時期は特に問題ないかと思いますが、行動は早い方が有利には決まっています。
独学につまっている人は、先ほど申し上げた通り、まずは「独学で本当にいけるのか」ということを、じっくり考えてみて下さい。
資格スクエア
資格スクエアはまだ新しい資格スクールですが、こちらもクオリティの高い授業で評判はいいです。
なにより、料金が安いです。
宅建なら月額3000円からで、受講できます。
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無料講義を受けるだけ受けて、講義を受講しなくとも全然問題ありませんので、興味が有る方は一度、無料講義を受けてみるのがおすすめです。
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