宅建士に独学で最短で受かるコツとは?


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宅建士に独学で最短で受かるコツとは、ずばり、

「学習範囲に優先順位をつけて、限定する」ことです。

宅建の試験で具体的に言うと、勉強に力を入れる部分は、

「権利関係」と「宅建業法」

この2つに勉強時間の大半を割くべきです。

これまでの宅建の試験はこの2つで7割程度の配点がありました。

宅建は国家資格なので、その業務を遂行するために必要な知識の確認として、試験問題が出題されます。

宅建士となっても、法律で定められた業務役割は変わってはいません。

これはつまり、今後もこの2つの重要性は変わらない、ということです。

あたりまえですね。

しかし、これを理解できていない人が多いです。

理解出来ていない、というのは実行していない、ということです。

試験に落ちても、宅建の勉強が好きだから、全部ちゃんとやる。

少数派だとは思いますが、そういう人はそれでいいと思います。

しかし、

学習範囲を限定する。

本当に宅建に短期で合格しようと思ったら、これしかありません。

そして、これは独学でこそ行いやすい方法なのです。

 

たとえ専門学校に通っていても絞り込むことは大切

専門学校に通っていても、学習範囲を限定する、ということは非常に有益ですが、

専門学校には、当然、カリキュラムというものがあります。

お金を払って勉強しているのに、勉強する範囲を絞り込むのは勿体ないような気持ちになったり、

本当に学習範囲を削って大丈夫なのかという不安に駆られたり、

ということも、あるかと思います。

しかし、専門学校の役割は出来るだけ確実に合格させることです。

保険的な意味も込めて、実際にはけっこうあれこれ勉強しているのです。

会計士試験に独学の半年で合格した、高野さんという方がおります。

高野先生は「予備校もあくまで勉強のツールとして、認識すべきだ」と「資格試験・半年・独学勉強法」という著書で仰っています。

ツールということだから、使い方を考える、ということです。

予備校で言えば、カリキュラム通りにやっていくのではなく、その中でも自分にとって、本当に重要な部分を見極める、ということです。

つまり、少ない勉強時間で効率良く、受かりたかったら、予備校に通っていても、勉強する範囲を自分で考える、ということです。

 

体験談・宅建の反省点は勉強しすぎた事

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私は宅建に1ヶ月程度の独学で合格しました。

ただ、他の記事でも述べた通り、当時は学生だったので、時間があり、勉強時間は1日10時間はやっておりました。

つまり、300時間も勉強していたのです。

結果は1時間近くの試験時間を残して、42点で合格したのですが、これだけ集中して勉強した割には、むしろ微妙な結果だったようにも思っています。

仕事などと並行して、少しづつコツコツとやっていて、この勉強時間、結果ならまだ満足できたのですが・・・。

1日中、宅建の勉強やってたわけですからね。テキストの内容も全部大切だと考えて取り組んでいました。

この時に思った事が、

「もっと、勉強する範囲を考えて絞っておけば、もっと楽に結果を残せたのではないか」

ということでした。

でも正直、この時は、

「受かっていたからいいか」

と思って、この反省をスルーしてしまいました。

 

体験談・数年後、税理士試験の簿記論で後悔するハメに

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税理士試験の簿記論は宅建と同じように、年に1回、2時間の試験です。

合格率も宅建と似ており、10%程度ですが、純粋な難易度は全然違います。

教材は専門学校から購入したのですが、当時は仕事が忙しく、その全てを消化できないのは明らかでした。

その時の私は苦肉の策で、基本テキストの説例だけを完璧にしようと取り組んだのですが、これが甘かったのです。

基本テキストに絞ることは正しかった。

しかし、その中でも範囲をさらに限定するべきだったのです。

基本テキストのみなら、全部できるだろう。

このように思っていたので、前から順番にやっていったのですが、結局前から7割位しか終わらなかったのです。

そして、試験では残り3割に含まれていた重要論点が出題されました。

この年の結果は不合格でした。

税理士試験は不合格でも合格に近い順にA、B、C、Dと判定が出るのですが、Aで不合格になったのです。

Bとかなら諦めがついていたのですが、Aはもうちょっとだったので、

「あそこの論点さえやっておけば」とものすごく後悔したのです。

結局、2年目で合格しましたが、勉強する内容に優先順位をつけて行っていたら、1年目で合格していた自信はあります。

違う資格かもしれませんが、本質は同じです。

余程、暇な人を除いては、勉強時間に限りがあるはずです。

その中で、効率よく取り組んで、結果を出したいのならば、

勉強する範囲を絞り込んで、優先順位をつける。

私の失敗談からもこれが大切です。

宅建を受験される方も、お手持ちの教材の学習範囲は適正かどうか、一度考えてみてください。

 

重要な所がわからない人向けの本

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もしかすると、「試験範囲で重要な所なんてわからないよ」という方もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、ツボ式学習法という書籍です。(本記事最下部に紹介リンクを貼っておきます)

著者の坪先生は資格学校や大学で、宅建の講師もされており、実力派の有名宅建講師です。

そんな坪先生が宅建試験に独学で短期合格するための、エッセンスを詰め込んだのが、本教材になります。

 

特徴を簡潔に述べます。

 

・宅建試験でやらなくてはならない重要論点を直接的、間接的にまとめている。

・その範囲を短期間で覚えられるように、暗記方法に工夫を設けている。

・権利関係は図を書くと理解しやすく、ミスも少ないと言われているが、効果的な図の書き方がわかる。

 

他にも宅建受験に役立つ多くの有益な情報が詰まっています。

この中で紹介されているテクニックは宅建以外でも応用が効きますし、知っておくと、メリットがあるものばかりです。

注意点は、これはあくまで教材の補強用教材であること、別途本屋さんで市販の教材を何か購入する必要がある、ということです。

まだ、教材を買っていない人は本教材を参考に、市販教材を選んでもいいでしょうし、

すでに使っている教材がある方は、この教材を参考に、学習範囲を限定することができます。

いずれにしろ、宅建の独学の友、というべき優れた教材だと思います。

価格は12,700円と市販教材に比べたら高いですが、これで合格率を高められるなら、専門学校より圧倒的に格安です。

市販教材、テキストやら問題集やらで大体1万円。

本教材で12,700円。

専門学校なら10万円以上することもありますし、2万円ちょいで合格に必要な環境を作れるのなら、安いでしょう。

また、今なら坪先生自らのメールサポートもついているようです。

これらをフル活用すれば、価格分の価値は間違いなくあると思います。

 

ただ、この教材をおすすめできない人もいます。

 

例えば、宅建の勉強を実務で使えるように、しっかりとやりたい。

そういう方にはこの教材はおすすめできません。

あくまで合格する事にのみ重点をおいているので、しっかり参考書を読み解いて勉強した人と比べると、理解度では負けてしまう可能性はあります。

しかし、単純な合格率なら圧倒的に勝る事ができるでしょう。

 

もう1点は、やる気がとことんない場合。

どんなに優れた教材でも使わなければ、無駄です。お金の無駄です。

一応この教材でやる気がない場合に使える対処法を紹介していますが、やる気がない人はそもそも教材を買ってはいけないし、宅建を受けることも止めた方がいいです。

人生の時間は有限なので、中途半端にやるなら、他の事をやった方が絶対にいいです。

本当に宅建の資格を短期で受かりたい。

使える教材ですが、そう思っている人しか、購入しない方が良いと思います。

 

 


宅建試験に独学で短期合格するツボ式学習法

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