宅建の試験は年に1回10月に行われます。
発表は12月です。
合格できればとんでもなく嬉しいと思いますが、不合格だったら・・・・。
へこみますよね。
なんせ、宅建の試験は年に1回だけですから。落ちた場合、それは合格が1年伸びたことと同義になります。
私もこの気持ちはわかります。
宅建は1回でとれましたが、税理士試験の簿記論は1回不合格になっております。
税理士試験も年に1回です。
例年、8月に行われ、合格発表は宅建と同じ12月にあります。
「多分合格しているのではないか」思っていた分、不合格だった時のショックは凄かったです。
結果を見たらすぐに寝ちゃいました。翌日、起きて再びヘコみました。
しばらくは後を引きずりました。最悪な気持ちです。
宅建をこれから受験する人にはもちろん合格してもらいたいです。
でも、もし不合格になってしまったら・・・。
きっと、この時の私と同じ様な気持ちになるでしょう。
本記事では宅建の試験に不合格となってしまった人がモチベーションを保つための方法について述べてみます。
あきらめずに試験は来年も必ず受ける
12月。宅建の試験に不合格だった。
もう、受験するのを辞めよう。
2回、3回と宅建の試験に不合格になっている人の中には、このような思考をする人もいるかもしれません。
しかし、それは本当に勿体ない。
宅建の受験をするためにコストはけっこうかかっているはずです。
独学でさえも、受験料とテキスト代を合わせたら2万円以上はいくでしょうし、宅建に合格するために自分が費やした時間を考えると、そんなものじゃきかないはずです。
2年目、3年目の人はもっとです。
諦めてしまったらそれが無駄になってしまいます。
これは本当にもったいないです。もちろん、知識は無駄にはなりませんが、やはり試験は合格してなんぼです。
受からないと本当の意味でのうまみは得られないし、自分の精神衛生上にもよくないでしょう。
挫折した。自分は馬鹿なんだ。
そんな風に思ってしまう可能性だってあります。
そんなはずがない。
これを言うと引かれるかもしれませんが、私、原付免許2回落ちていますよ。
宅建よりはるかに簡単な原付試験に。
でも宅建は1回で取れた。
それも大分余裕で。
これは問題点を分析してしっかり勉強したからです。
原付を受験した時はそれができなかったんです。
勉強もスポーツと同じでやればやるほど、上手になっていきます。
今年不合格になった人はまず、何がいけなかったのかを徹底的に書き出しておきましょう。
それを繰り返さないように気をつけるだけでも、来年は合格できるでしょう。
そして、その経験は必ずあなたの糧になります。
仕事や人生の様々な局面においてプラスになります。
だから、試験に落ちても反省して、つなげれば失敗じゃないんです。
むしろメリットの方が大きいかも〈笑
それを反省しないから失敗になるのであって、反省して次につなげれば、まさに「失敗は成功の素」なんです。
これが司法試験などだったら「撤退」も全然ありだと思います。
旧司法試験の話ですが、大学卒業から二十年、受験し続けて、結局挫折した人を知っております。
長い期間を棒に降る様な試験である場合は、早めに決断するのも正しい選択です。
しかし、宅建は違います。
凡人の私でも1ヶ月程の勉強で合格できた試験なのです。
来年、あなたが受験して合格できない理由が全く見当たらないのです。
大学受験などは何回も落ちる〈浪人する〉と、回りが年下ばかりになって厳しいかもしれませんが、資格は何回落ちても問題ないです。
とったもん勝ちです。やったもん勝ちです。
だから、今回の宅建の試験に不合格になったのなら、来年受かればいいだけの話です。
モチベーションを保つ方法・違う資格を取る
宅建の発表は12月です。次の試験までに10ヶ月近くあります。
「何がなんでもリベンジを」という人は宅建の試験の勉強をするのもありですが、できればその間に簿記などの違う資格にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
例えば、簿記検定は2月、6月、11月にありますが、2月に3級を受けて、6月に2級を受けて、7月から宅建のリベンジを開始する・・・・。
そうすれば、勉強のモチベーションも下がらず続けられると思います。
資格は例えで、簿記を出しましたが、なんでもいいと思います。
12月の試験で不合格になったとしても、来年の今頃は資格が2個、3個も手に入っている・・・。
そう考えるとわくわくしてきませんか?
新しい事に挑戦する
まあ、違う資格に挑戦することもそうなのですが、別に資格でなくとも、何か趣味を始めたり新しいことに没頭するのもアリだと思います。
前からやりたかった事があれば挑戦してみるのも面白いと思います。
環境を少しでも変えると、気分転換になりますよ。
まとめ
「諦めてはそこで試合終了だよ」と某漫画の監督の台詞が頭にふと浮かびましたが、まさにその通りだと思います。
仮に今年不合格になっても来年リベンジすればいいだけです。
不合格になった時こそ、モチベーションを保てる工夫をする事が大切です。
仕事やバイトをしながら勉強している方へ
宅建は独学でも取得できる資格ですが「実際にやってみたらしんどいし、めんどくさい」という方もいるのかもしれません。
又はやる気が起きないという方もいらっしゃるでしょう。
別にそれはおかしなことではありません。自然なことです。
独学で一番大変なのは、勉強できる環境を維持し続ける事です。
何をいつ、どれだけ勉強すればいいか。
それをいつも明確にしておかなくてはなりません。
受験専念なら、この辺りのことはできなくてはなりませんが、仕事やアルバイトなどをしている方であれば、しんどいと感じる方がいてもおかしくありません。
というより、しんどいのが普通です。
やっぱり、仕事やアルバイトをしていると、脳のキャパシティがけっこう持っていかれますから。
いつも受験のことばかり、考えてはいられません。
私の場合、宅建は受験専念みたいなものでかつ、1ヶ月程度の短い勉強期間だったので、特に問題なく独学を継続することができました。
しかし、税理士の簿記や財務諸表論を受けた辺りの頃は、仕事をしていました。
ほんの2、3日、仕事が忙しくて勉強できなかったりすると、とたんにモチベーションが下がってしまうんです。
勉強、どこまでやったっけ?
なんて、考えだすと、机に向かうのが面倒になってしまうんですよね。
なかなか勉強を再開できない事、私にはよくありました。
これって本当にマイナスなんです。
実際に税理士の簿記は1回落ちましたが、Aで不合格でした。
Aは宅建で言えば、合格点36点だとしたら、32点〜35点位のラインを意味します。
モチベーションの低下によって、勉強をさぼった期間が本当に悔やまれました。
税理士と同様に宅建の試験も年に1回です。
落とすと、合格が1年伸びてしまいます。
それは心境的にも、時間的にも、労力的にも絶対によろしくありません。
独学でいけそうな人はその調子で、勉強を継続し、次の試験でなんとしても合格されて下さい。
「独学がしんどい」と考えておられる方は一度、「独学で本当に合格できるのか」という事を真剣に考えてみる必要があります。
真剣なだけではダメです。
「具体的に、何をどこまで勉強すればいいか」という所まで、落とし込んで考えてみる必要があります。
そして、それを忠実に実行することができるか。
できるのであれば、日々のモチベーションを落とさぬよう気をつけて、独学を継続して下さい。
考えてみて、もし無理ならば。
他の手段も考える必要があります。
独学はきついから、資格を諦めるというのはありえません。
もったいなさすぎ。
勉強を既に始めている場合はもちろん、勉強を始める前にだって、自分がその資格に向けた意識の労力が無駄になってしまいます。
これが司法試験とかであれば、撤退もありなのでしょうが、宅建は勉強すれば絶対に取れます。
だから、一度目指したのであれば、何がなんでも取得する。
撤退はあり得ない。
私はそう考えております。
私はあくまでも独学で合格して欲しいので、専門学校の利用をあおるつもりはありません。
しかし、手段よりもまずは受かる事。
これが一番重要に決まっています。
だから、仕事をしていたりして、純粋な独学がしんどい方には専門学校の動画通信講座をおすすめしています。
動画通信講座は独学と通学のメリットを掛け合せたような特徴があります。
動画で講義を受けるといっても、質問もできますし、勉強の環境という点では授業を受けるのと差はありません。
動画なので、スマホやパソコンでいつでも気軽に勉強ができます。
これが素晴らしい。
独学のメリットである、好きな時間に、自分のペースで、合理的なカリキュラムの元、一流の講師に教えてもらえるわけですから。
本当に独学と通学のいいとこ取り。
勉強の効率で言えば、最強だと思います。
デメリットはやはり純粋な独学よりも費用がかかる事です。
しかし、以下で紹介している資格スクエアは通常の専門学校より、割安で受講できますし「お金を払った事による元を取ろうという心境」がプラスに働くという可能性も多いにあり得ます。
利用をあおるつもりはありませんが、独学がしんどい方は、一度、講座の内容を確認されてみてはいかがでしょうか。
通信講座ではTACか資格スクエアがおすすめです。
宅建の場合始める時期は特に問題ないかと思いますが、行動は早い方が有利には決まっています。
独学につまっている人は、先ほど申し上げた通り、まずは「独学で本当にいけるのか」ということを、じっくり考えてみて下さい。
TAC
TACは大原と双璧を為す、資格予備校です。
簿記に強いイメージもありますが、会計以外の資格も充実しています。
宅建の講座の歴史は浅いのですが、実績は高いです。
また、ここの宅建の予想は結構あたると評判です。
また、教材のクオリティも高いので「TACで教材だけ買って、独学で勉強する」という選択肢もアリです。
私は税理士の簿記や財務諸表論はそれで合格しました。
まず無難なのがTACです。
興味がある方は一度コース内容、教材内容、カリキュラム内容を確認するのがよろしいかと思います。
こちらから講座の内容をまとめた資料の請求ができます。
(無料です。一番下の緑のボタンからできます〉
資格スクエア
資格スクエアはまだ新しい資格スクールですが、こちらもクオリティの高い授業で評判はいいです。
なにより、料金が安いです。
宅建なら月額3000円からで、受講できます。
一般的な予備校の半額近くで利用ができます。
現在、資格スクエアでは会員登録をする事によって、無料で講義が受けられます。
無料講義を受けるだけ受けて、講義を受講しなくとも全然問題ありませんので、興味が有る方は一度、無料講義を受けてみるのがおすすめです。
こちらから無料講義を受講できます。